おはようございますこんにちはこんばんは。
◆覚醒①
◆覚醒②
テレビや携帯を見ていた。
◆実際に起き上がった時間
昨日の夕方16時10分頃、石川県で最大震度7を観測する地震が起こった。
愛知県内に居たので、体感したのは震度4だった。
年越しを彼の部屋で過ごした翌日のことだった。
昨日は早朝から出掛けていた。
帰宅して買ってきたスイーツを2人で食べて、そろそろプリントをしようと『らくだメソッド』の数学プリント(中3-18・因数分解)をし始めた矢先のことだった。
最初『あ、揺れているな…』とおもいながらもプリントに取り組みながら様子を見ていた。
しかし、揺れが大きくなるにつれて不安になり、2分31秒で中断して逃げられる準備をし始めたところで止まった。
テレビを見ると新年のご挨拶を終えた『笑点』から切り替わって、特別番組としてニュースが流れ始めていた。
『逃げろ』という大きな表示とともに、被災地の状況が明らかになっていく。
その間、離れて過ごす家族や友人達の無事を確認しながら家の中で過ごした。
単なる食べ過ぎかもしれないのであまり結び付けないようにしたいところだが…地震直後に胃痛と湿疹にも見舞われた。その後体調不良からか精神的な脆さまで出てしまい(普段ならなんでもない彼のちょっとした言動に激しく動揺してしまい涙が止まらなくなってしまった)、介抱してもらいながら過ごした(飲酒していなくて良かった)。
その間にもテレビのニュースはどんどん具体的になっていく。
室内外での大きな揺れ、道路に押し寄せる波から逃げる車や逃げ遅れて波にぶつかられた車…。昨夜から翌朝(本日)にかけては、家屋の倒壊や火災の情報ついても取り上げられ、1Fが丸ごと押しつぶされた家々や辺り一面に炎が燃え広がる風景などが映し出されていた。
込み上げてきたのは『1人じゃなくて良かった』『大切な人と過ごせていて且つ2人とも無事で良かった』という想いだった。
出掛けた帰り道、人が降りていき運転手さんの他は2人だけになったバスに揺られながら、晴天の暖かい日差しに包まれながら、隣で眠る彼を見ながら、とてもしあわせな気持ちに包まれていた。
その直後の出来事だった。
元旦早々に起こった大きな災害。
自然は日付も時間も関係なく猛威を振るう。
いつ何が起こるかわからないということを、わたしたちはいとも簡単に忘れてしまう。
それは地震だけではないが、特に大震災は、わたし達の生活をその名の通り大きく揺るがし一変させる力を持っている。
もちろん、普段はある程度忘れていないと生活しづらくなるので忘れることも必要だ。
だからこそ、災害時のための準備をしておきつつ、日々をたのしみながら過ごすことやルーティンを大切にしながら淡々と過ごすことが、いつその時が来ても後悔のない自分、その時に慌てず最善の対策を取れるような自分で居られることに繋がるのではないだろうか。
そんなことを改めて感じさせられた年明けとなった。自分との繋がりもそうだが、人との繋がりももっと大切にできるようにしていきたい。
いざという時に自他を助けられる自分でありたい。微力であったとしてもできることを増やしたい。
4日からは仕事だが、今日・明日までの三が日はできるだけ外出せず過ごす予定。
町の復興、被害に遭われた方々の1日も早い心身の回復、亡くなられた方々のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。